入院後、早期に患者さまのお体の状態に合った補装具を作製することで、入院生活において積極的かつ効果的なリハビリテーションを実施していくことが可能となります。

当院では、2018年度から毎週金曜日に“装具診”を行っており、脳血管疾患の患者さまに作成した補装具の件数は、茨城県内最多(昨年度実績)となっています。
主な対象は、脳血管疾患による運動麻痺が中等度~重度の患者さまです。

入院後に、装具専任理学療法士1名、担当理学療法士・作業療法士のチームで患者さまの脳画像所見や歩行や立ち上がりなどの動作を撮影した動画を活用しながら心身機能の評価を行い、長下肢装具や短下肢装具といった装具や、肩の亜脱臼防止のための肩装具を処方を検討します。


装具作製のチーム

医師
装具の処方、適合判定、予後予測を行います。
理学療法士・作業療法士
心身機能の評価や装具の提案、装具を装着する練習、装具つけての歩行練習や動作の練習を行います。
義肢装具士
装具の作成・修正を行います。
装具作製

装具療法の紹介


装具診の流れ

  • 装具の適応を判断

  • 装具の採型・仮合わせ

    装具の採型・仮合わせ
  • 仮合わせ・完成品装着確認

    仮合わせ・完成品装着確認

外来での装具作製について

当院では、患者様一人ひとりの症状や身体の状態に合わせた装具(下肢装具など)の診察・処方・調整を行っています。

装具の耐用年数が経過した場合、または身体の変化や破損により適合しなくなった場合、歩きづらくなるなど身体に悪影響を及ぼす可能性があり、再作製や修理が必要となります。

装具の作成・調整をご希望の方は、各診療科外来受診の際に医師にご相談ください。


対象となる方

運動機能の障害や麻痺がある方
脳卒中(脳梗塞・脳出血)などの後遺症で麻痺がある方。
神経疾患(腓骨神経麻痺、橈骨神経麻痺など)による手足の機能低下がある方。
現在使用中の装具でお困りの方
装具が破損した、または身体に合わなくなった方。
耐用年数が過ぎたため、再作製を希望される方。

お持ちいただくもの

  • 保険証・紹介状(お持ちの場合)
  • 現在ご使用中の装具

※時間外はお会計が出来ません。預り金5,000~10,000円(現金のみ)をお願いします。後日、必ず預り証を持参のうえ、お会計をお願いします。


装具作成の流れ

  • 医師の診察

    装具作成の目的・経緯を医師にお伝えください。
    装具が必要と判断された場合は、身体機能評価の日程を決定します。

  • 理学療法士・作業療法士による身体機能評価

    身体機能・日常生活機能等の評価を行います。(予約制 40分程度)

    ※理学療法士・作業療法士による身体機能評価は有料です。(保険適応の場合、負担割合に応じて500~1,500円程度)

  • 補装具処方箋の発行

    評価をもとに、必要な装具の処方箋を発行します。

    ※身体障碍者手帳を使用して補装具を作成する場合は、医師の意見書発行後、市町村から認可が下りるまで1~2か月程度かかります。

  • 採型

    義肢装具士による採型を行います。

  • 仮合わせ

    義肢装具士と理学療法士(または作業療法士)が作成した装具が身体にあっているか、確認をします。

    ※採型から1週間後に仮合わせを行います。

  • 装具完成

    仮合わせで調整が必要と判断された箇所を直した後、最終調整をし、装具を納品します。

    ※仮合わせから1週間後に完成となります。


令和7年度の処方件数

2025/4/1から2026/3/31までの納品実績
名称件数
長下肢装具3
短下肢装具38
ダーメン9
ジュエット12

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